クラシックなガーネット色を湛えたバローロ・ブッシアは、ラズベリーとスターアニスのアロマが感じられ、粘性の強いミネラルが背景に広がります。力強くバランスのとれたタニックなテクスチャーが、豊満な果実味から引き締まったハリのある味わいを引き出し、ジューシーな果実のアロマと見事なハーモニーを奏でます。26ヶ月樽熟成。カステルマーニョ等のフレッシュチーズと最高の相性。
ダークチェリーや乾燥させたブラックベリー、オレンジの果皮のニュアンス、薔薇の花、大地の香り、ミネラル、クミンシード、レモンやパイナップルなどのピリッとした鮮やかな果実味。
くっきりとした輪郭、余韻の長い後味、空気のようにふんわりと軽やかで優美な口当たりなど上質なポテンシャルが感じられる。
■2013 ヴィンテージ情報■
雨の多い湿潤な春季の気候の影響でカビによる病害リスクが高まりましたが、8月から9月にかけて乾燥した冷涼な気候が続き、この間、日中は日照量が多く乾燥し、夜間は気温の低い極めて寒冷な気候となりました。夏にあまり気温
が上がらなかったため、この年の収穫は極めて遅く11月初旬に収穫作業を終えました。葡萄がゆっくりと長い時間をかけて成熟したことで、特に遅熟のネッビオーロにとっては良年となり、複雑味のあるワインに仕上がりました。この年は、非常に厳しい選定基準
で葡萄の選別を行い、恰幅の良い豊かなタンニンと香り豊かなアロマを兼ね備えたクラシックなヴィンテージに仕上がりました。
■2014 ヴィンテージ情報■穏やかな冬季と早期に訪れた春季に続いて、ピエモンテでは、7月に大雨と一部雹を伴う嵐に見舞われました。特にバローロの一部地域では、ドルチェットが雹害による影響を受け、温暖湿潤な気候により、カビによる病害リスクが高
まりました。その後、天候が回復し日照量の多い乾燥した気候が訪れ、バルベーラやネッビオーロなどの比較的、収穫を遅く迎える葡萄品種にとって、葡萄の熟成の最終段階で理想的な気候条件に恵まれました。バルベーラ・ダスティのようにバローロでも水はけ
の良い土壌を持つ温暖なクリュでは、2014年は特に優れたクオリティの高いヴィンテージに仕上がりました。
名称 :アルド・コンテルノ バローロ ブッシア
生産者:ポデーリ・アルド・コンテルノ
産地 :イタリア、ピエモンテ州バローロ東南部ブッシア地区
葡萄 :ネッビオーロ 100%
醸造 :ステンレスタンクで20∼30日間マセラシオン&アルコール発酵。発酵中の温度は最高でも32℃
熟成 :4∼5ヶ月ステンレスタンクで熟成し、デキャンタージュしてスラボニア産オークの大樽で26 ヶ月熟成
※VT はお尋ねください
Poderi Aldo Conterno Barolo Bussia アルド・コンテルノ バローロ ブッシア
産地 イタリア北部ピエモンテ州バローロ東南部ブッシア地区 葡萄 ネッビオーロ100% 生産者 ポデーリ・アルド・コンテルノ 醸造 ステンレスタンクで 20~30 日間マセラシオン&アルコール発酵 発酵中の温度は最高でも32℃ 熟成 4~5ヶ月ステンレスタンクで熟成し、デキャンタージュして スラボニア産オークの大樽で26ヶ月熟成 有機 賞 パーカーポイント93pt(2013VT)
ワインスペクテーター94pt(2013VT)
ジェームズ・サックリン96pt(2013VT)